詐欺師の手口・融資の段取り方法:多重債務脱出マニュアル

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詐欺師の手口・融資の段取り方法

詐欺師の融資の段取り方法

 サラ金による多重債務者は全国で150万人、返済不能になっている人は首都圏だけでも80万人にのぼるとも言われています。それらの債務者のなかには、2、3社からの借入ならいいほうで、10社以上から借りている人も少なくありません。こうなると自己破産が有力な解決法ということになるのですが、この多重債務者からさらに搾り取ろうという詐欺師もいます。

 仕掛けとしては、スポーツ新聞や夕刊紙に「多重債務者の肩代わりをいたします。金利年8%返済期間15年、ぜひ一度ご相談ください」という案内広告を出し、借金を一本化して低利の長期融資に切り替えるという「うたい文句」で、返済に追われる多重債務者の心理をくすぐるわけです。
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詐欺師の融資の段取り方法

①融資希望額、つまりサラ金から借りている謝金総額の10%を指示された口座(別会社名義)へ手数料として振り込む

②送金が確認されると融資金額を書き込んだ手形が送られてくるので、それを銀行で割り引いて現金化し、サラ金の返済にあてる

③サラ金の返済に対して完済証明書を発行してもらって、それを金融業者に送るとその分について現金を融資するので、銀行から手形を買い戻して送り返す

④その後、15年の長期返済を行う

※こんなことはありえません!
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詐欺師の手口

 詐欺師に「債務総額のたった1割で借金が帳消しになる」とささやかれて、多重債務者はあっさりと納得してしまい、10%の手数料を支払って手形を受け取ることになります。

 とはいえ、手形ですから、銀行などと当座取引がないとすると、手形を割り引いてもらうためになんの根拠もないわけで、得たいの知れない手形など、どこでも割り引いてくれるはずもないのです。手形がどこでも割引かれるなどというのは大間違いです。

 街金へ持っていっても「割引けない」と一蹴され、結局手形が割引けずに期日が来てしまって、多重債務者は手数料を騙し取られたことに気づくのです。

 ところが、詐欺師とのやりとりはすべてFAXと電話で行われるため、詐欺師の顔すら見たことがないということになるのです。世の中にうまい話などあるわけはなく、専門家にきちんと相談しましょう。
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